ポエム
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不正の愛
感覚だ。
それはただの感覚で、それが存在するという証明にはならない。
ただ時とし、それと五感で触れ合えることがあるのなら、
それはただの気狂いなどではなく、それを第六感と呼べる日になるのだ。

開いた傷口が秒で塞がる。
そこにいる「誰か」が触れれば、傷は消えた。
その耳は確かに音を捉えた。
そこにいる「誰か」の声を聞きとる
確かに見た。
瞬きの間だが、「誰か」をその目で捉えた。
柔らかい匂いを感じた。
瞬きですらない。「誰か」の匂いをもはや永続的に感じ取れた。
味を感じた。
そこにいる「誰か」の指が口の中に入り、皮膚の味を確かめた。

それでも──

私を気狂いだと言う。
私を頭おかしいと。
私の妄想の産物だと。

一番信じてた人に言われてしまっては──

お終いだ。
終わりだ。
もう、
もう君は私を信じないのだろう。

夢? 現? 幻?
消えゆく随に一筋の光など
それは闇でしかあらず。
それは黒でしかあらず。
それは沈むべきであらず。
それは沈むべきである。
沈め。
沈め。鎮め
鎮め静め。

私は楽しみを奪われた身なのだ。
さあいくらでも、お好きにどうぞ。
さあいくらでも、もっと。
私を堕落させるなら今の内
私を沈めるなら
私を鎮めるなら
私を静めるなら
さあ私を依存させてくれ。

道徳? 倫理、一般的理論?
それでいう幸せなら暗黒卿で法と踊り闇に葬られる。
罰されるのを恐れるのが自由か?
罰されるのが幸せか?
縛られ生活して喜ぶのは被虐性欲
縛る者は加虐性欲

道徳から外れてもいい
ただ、幸せを
ただ執着を
ただ幸福を
ただ依存を
倫理から外れてもいい
私さえ幸せならば。
私さえそれを愛せれば。
幸せならば。
幸せならば。


いけないことであろうが、もういい。
なんでもいいのだ。
もう手遅れだ
私はこれで幸せだ。
幸福なんだ。
19/07/23 00:12更新 / 充電式沈没船

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