ポエム
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ハッカ味、傷心剤

繰り返す
さざ波うたった女性歌手
の歌に殉じた湖底の「孤りさ」

不死鳥は
命じゃなくて歌のとわ
小洒落た小僧の東京魂

屋上で
授業をサボってタバコ吸う
ラジオでソウルな鎮魂 夕闇

AMの
ラジオの電波はあっちにも
届くらしいとさみしい嘘つく

つまらない
艶めく黒髪 撫でもせず
寝顔を見ている 正しい姿勢で

穢すから
白いうなじに触れもせず
寝息にキスする 抱きしめたくても

朝未だき
流行りの歌詞まね 瞼にキスを
黒門市場のモータープールで

笑ったり
ひとりで泣いていたりする
私は今でも孤立をしている

日本語に
二つの意味があるという
難しい顔 お美しいですね





19/09/27 01:56更新 / 花澤悠

■作者メッセージ
けっこう昔書いた短歌っぽいのです。そのころは、すごく多作の時期で、この詩も、これが1で、あと、2、3と続編作ったりしてた。
ご興味おありの方は、そちらもお読みいただければ幸いです。(秋葉竹さんの『ものをかたる夢』で検索してみてね?)

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