ポエム
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虚のないもの。
ハロゲンランプで組上がるバロック。
バロックとは十六世紀に興ったイタリアの芸術活動のこと。
茶色の荷台にネモフィオラを摘んだ箱を詰める。
局留めのメロディ。ココナッツの歌。
国家の形は、「喜んで私の与える先」に
あるのだろう。
市場に着いた。ムラサキハナナの咲く坂。
ここでネモフィオラを売る。
グリッター・ディーバが歌舞伎座で歌を歌った。
星合いのよろしく、舞台はシャドーをレッドに射し、赤紫のソファーが置いてあった。
それを芸術家のアキはキャンバスに描き、地面に一つ、意味もなくボーキサイトを置いた。
ディーバの歌は良かった。影響を受けるほど。影響とは感情に咽ぶような事で、こころの愛に付けられた火は、燃えて、その火を一旦消す為に、アキは彼女の歌の愛と熱情が一致すると思える位置に絵を置いた。辺りが静止し、空間が響いた。惚けなす彼女は帆柱に登り、透き通る雲の向こうを見上げた。
船にいたトキゾウは462ボーのスピードで宇宙にスカーレットを発砲した。芳烈な香りがした。






19/04/02 00:05更新 / 淤白

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