ポエム
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恋の軸
反射的に顔がそちらを向く
忘れられない声の響き 穏やかな口調
いつも反芻させた記憶が鮮明に現れる

思いがけず見つめてしまう
澄んだ眼 滑らかな線の輪郭
まるであなたとおなじだから

人となりを愛しく感じる
潔白な仕草 繊細な思考
私には魅力的で、思わず落ちてしまいそう

探すことがいつの間にか癖になって、
あなただったらと期待をさせる

「この人素敵」なんて認めてみても、
結局あなたのすべてが、私の好みを蝕んでいて
あなたを軸に惹かれてゆく

目の前、あなたを思い浮かべながら
可愛いだなんて笑ってる

私が誰かを愛するとき
それは、誰かを身代りにして
触れられないあなたからの、愛の気配を感じ取る
16/03/27 20:38更新 / 古典小点子

■作者メッセージ
恋することって、たった一人、「この人のような」っていう軸のような存在があってしているもののような気がします

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