ポエム
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よるのぼく
月を眺めながら ふわりと歩く
今夜も眠れそうにない
街灯のない道を 雲のように歩く
ぼくは空の一部

暗闇を眺めながら とろりと歩く
今夜も外は冷え込んでいる
ぼくの前を三毛猫が通る 暗闇にとっぷりと呑まれていく
ぼくは暗闇の一部

遠く 潮騒が聴こえる
ぼくの町に海はないのに
近く 潮騒が聴こえる
ぼくの耳の中から

ぼくは海
空を映す
ぼくは海
暗闇を映す

ぼくは静かな夜の海

よるのぼく 鳥山歩結
18/12/02 03:40更新 / 鳥山歩結

■作者メッセージ
夜は静かで好き。漂う時間ほど心地良いものはないと 鳥山は思います。
タイトルは大好きな住野よる先生から。

最近 同人活動に向け動き出しました。正式活動前ではありますが 興味があれば覗いてください。Twitter @Ayumu_Toriyama

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