ポエム
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木は考える
若木には透けるような瑞々しさ

老木には重ねてきた年輪

若さに拘りを持ち

しかし、歳をとる毎に深みが増し

若くもなく老いてもいない木は考える

季節をいくつも越えるたびに

わかってくることがある

年輪が厚みを帯びていくたびに

ズシっと重みが増してくる

老木には老木の美しさがあり

とてもじゃないが敵わないものがある

瑞々しさより

一生懸命季節を越えた年輪が欲しいと

思うようになる

後悔はありませんか?

訊きそうになって口をつぐむ

生きよう

精一杯生きるしかないんだ

そして、後悔さえ抱きしめていこう
20/02/09 18:08更新 / Divai

談話室


■作者メッセージ
若かった頃と比べると今の方が楽しい。

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