ポエム
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本からの招待状
読み終えた本から目を離して見えたのは
「世界」でした。

離れた窓の外から車の排気音
本に魅入る学生たち
短針だけ進んだ壁掛け時計

少しむせる図書館で
取り戻した感覚と
浮遊感に巻かれながら
車までの道のりを
植え込みによく見る名の知らぬ葉脈に感激しながら
落ちている水色ペンキのしずくの跡に驚嘆しながら
ゆっくり歩いていくわけであります。
19/06/05 22:03更新 / 辻葉冷弧

■作者メッセージ
久しぶりに熱中して読めた。

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