ポエム
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根底の記憶
無慈悲な時計の針に記憶が付和雷同
まるで無かったかのように忘却してしまった
苦悩も喜びも苦しみも悲しみも

嗚呼、もう思い出せないよ
片思いしたまま離れ離れになったあの子への想いが思い出せないよ
昔、愛して止まなかったバンドの曲の歌詞が思い出せないよ
薬で自殺したおじちゃんの顔が思い出せないよ

小さい頃読んだ絵本の優しさが
悔しくて流した涙が
師走の散歩道に咲いた小さな花が
唯一本音を明かせるファミレスのテーブルが
おじちゃんがくれた百円が

今はもう何処に行ったが、今の俺を作ってるのはまさしく忘却した記憶達だ
17/12/07 00:16更新 / 佐川

■作者メッセージ
忘れてしまったようで根底にはあるのかなって考えます。

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