ポエム
[TOP]
驟雨
生暖かい風が吹き
空には鈍色の雲が、みっしりと寄り添う

開け放たれた窓から
草と土と、アスファルトの匂いが忍びこみ

遠くの空に唸り声が響いた
刹那

重い大気が形を変えて
地上に投げ出される

激しく、優しく

テレビも明かりもつけず
暗闇のなか、横たわり

屋根を打つ雨音を
愛おしむ

生き物のような奏でに

いつまでも、いつまでも
抱かれていたい
19/03/31 07:31更新 / リュブリュー

TOP | 感想 | RSS

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c