ポエム
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朝とカラスとカラカラと
朝焼けに溶けた感傷を
カラスが余裕で嗤っていた
ソファで眠る君の横顔に
光が緩く差していた
昨日のこと覚えていますか
苦しくなって耐えられなくなって
掻き回された頭の中
君の声が響いていた
瞳に宿った狂気の目
ナイフみたく鋭利な言葉
息つく暇なく飛び出した
くたびれたソファに目を落とす
過ぎ去った歳月の長さ
重なり合った心と体
確かにひとつになれたのに
朝の光は不確かだ
カラスが鳴いた
カァカァ鳴いた
その渇いた声に
空っぽな心は確かに疼いた
水が足りないみたいだ
カラカラな喉に頭に身体に
そろそろ水を与える時間だ
虚ろで濁った瞳に、新しい光を与える時間だ
19/04/30 17:38更新 / ぼんくらなぼく

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