ポエム
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激怒
小さい部屋に怒号と悲鳴と

ガシャンという

大きい音がひろがった…

おじの怒りはピークを

迎えたらしい…

さっきまで穏やかにお酒を

飲んでいたのに…

父の顔にめがけて

酒のボトル振り上げた…

一瞬だった…

ガラスがはじけて

血がとんだ…

おじは父親の顔に刺さった

ボトルをまた抜いて父親を

さそうと大声をあげていた…

小さい私の体にもガラスの

破片がとんできた…

目の前の光景は血の海だった

父の血が流れていく…

うーっと声をあげる父の顔を

一緒にいたお婆ちゃんが…

一生懸命父の名前を呼びながら

黄色いタオルで止血していた…

止血も痛かったのだろう

その手をはらっていた…

そんな光景を目にして

救急車が到着しても

私の心が落ち着かず

騒ぎをきいた近所のおばさんに

小さいながらに喋っていた…

あまりの衝撃に興奮状態だった

人は怒ると抑えがきかない

それは学んだのかな…

あの日の体験は私の心に

悪影響を与えるのだろうか?



19/08/03 01:42更新 / 負け猫

■作者メッセージ
幼少期の怖い体験を何処にもはきだせ
ないので詩にしました。
心は不思議と穏やかです。

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