ポエム
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紙上の兵士
どこか遠くの兵士が
僕の目の前で
何百字かに
濃縮されていた

充血した目に
朝の光が刺しこみ

台所のミキサーが
けたたましく
その新聞を欲しても

それでも兵士は語る
信念のみ詰まった日常
鮮やかな言葉が
喉の奥でこだまする

彼が笑うとき
それは僕が泣くとき

彼の笑みは
命をかけねば
こぼれない

今宵
ベテルギウスに問いたい
まだ生きているかい
燃え尽きたかも知れぬのに
なぜ今も美しい
20/02/13 17:43更新 / 砂漠色


■作者メッセージ
リゲルにも問いたい
談話室

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