ポエム
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蛍祭り
  
車を止め 谷川沿いを

星明りを頼りに歩く

木立の間から 一つふわり

水面の上を 二つふわり

おぼつかない足元に

君の手が僕の腕を求める

木立が途切れその向こうに

数百 数千の光が舞う

きれい ため息のように君の声

言葉も無く二人はただそれを見る



君はちょっと肩をすぼめる

少し冷えてきたね

僕は闇に紛れて君を抱きよせ

そっと口付けを交わす

蛍の舞う木の下で

蛍はその上の無数の星にとけてゆく
19/05/25 08:14更新 / 司門君

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