ポエム
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記憶の底
そうか5年過ぎたか
びっくりだ
まるで昨日の事のよう

顔も声も忘れてしまった
それでいい
それがいい

私とあなたは酷い別れだった
長く一緒にいたのにね

今、あなたの幸せも不幸も
私は全く興味がない
それでいい
それがいい

なのに、時折記憶の底から
あなたの言葉だけが
活字となり浮かんでくる

ゆらゆら沈みきれずに漂って

そして私はため息をつき
あの頃に捕らわれる

いつか深く沈み
すべて消えて
存在さえも忘れるよ

それでいい
それがいい
もういらない

記憶の底まで
私一人でいい



18/12/18 05:28更新 / M

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