ポエム
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棲むモノ
いつからだろう
得体の知れないモノが
僕の心に棲むようになったのは
 
今さらながら思う
僕は運が悪い
悔やむ気持ちなんて湧かないけど
 
あらゆる感情を対価に
幸せを貰うという契約を
僕たちは交わしてしまった
 
今日もまた
湧き出る感情が食い尽くされる
アイツはケタケタと笑っている
きっちりと幸せを排出して
 
なぜだろう
こんなにも幸せなのに
胸の奥にモヤがかかってしまっている
 
あぁそうだった
僕は頭が悪い
幸せという感情さえも
喰われていたじゃないか
 
感情が湧かないというのは怖い
傷つけそうで
離れていきそうで

それが嫌だから
ずっと前に殻に篭もったというのに

何度も何度も飽きるほど
自分自身に問う
自分の足枷が増えていく
無駄な行いとして消費されていく
 
自分に憎しみが湧いた
喰われた
 
自分に恨みが湧いた
喰われた
 
喰われた
喰われた
喰われた
喰われた
喰われた
喰われた
喰われる
 
感情のない言葉なんて
口だけにすぎない
だからきっと
これから先も
ずっとずっといつだって
アイツは僕の心に棲み続けるだろう
 
だから僕は
 
そんな僕が
 
自分が嫌いだ
19/11/22 19:30更新 / 蒼空

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