ポエム
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視差の彷徨
騙し絵に翻弄されるように
あろうはずもない空間に
迷い込むことがある

見つめる足先と床との間に
その空間は出来る
踏ん張っているはずの足元は
透明な空間の中に浮いている

膝を折って不確かな足元を
なぞってみる
自らの眞正を確かめる為に

事象はただ
視差の彷徨に過ぎないのだが

何度も足元を確かめる自分がいる
19/09/15 11:07更新 / 中下郁也

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